夏本番を迎え、日中の暑さが日に日に厳しさを増してきました。
こうなると、自然と意識が向くのが「朝の時間」。
まだ空気がひんやりと澄んでいて、蝉の声すらも遠慮がちに聞こえる早朝は、まさに一日の中で最も静かで貴重なひとときです。
そんな時間を有効に使えると、
それだけで「今日はなんだか得をしたな」と思えるものです。
まるで、自分だけが一歩先を歩いているような、特別な感覚。
朝活とは、そんな心の充足感を与えてくれる、小さな贅沢なのかもしれません。
「暑い」は当たり前。だからこそ楽しむ工夫を
夏に暑さはつきもの。
それを嘆いていても仕方がありません。問題は、「どう楽しむか?」。
涼しい時間帯を見つけて外に出たり、気分が前向きになるような習慣を取り入れたり——。
そんな中で私が見つけたのが、「朝活写真」です。
写真を撮る時間が、心を整えてくれる
今では、日の出前に起きてカメラを持ち、自然の中へ出かけるのが楽しみになりつつあります。
朝焼けに染まる空、静かな森、まだ動き出していない街並み。
そういった景色をファインダー越しに眺める時間が、私にとって最高の癒しであり、一日の始まりにふさわしいリセットの瞬間です。
写真を撮ることで、季節の移ろいや自然の変化に敏感になりました。
何気ない朝の景色も、レンズを通すと特別なものに見えてくるのが不思議です。
昔はできなかった「朝活」
会社勤めをしていた頃は、正直、朝活なんてまったく意識していませんでした。
朝は「仕方なく起きるもの」で、心に余裕もなく、生活リズムも乱れがち。
夜遅くまで働いては、疲れを引きずるように朝を迎える——そんな毎日の繰り返しでした。
でも今は違います。
都会を離れ、自然の近くで暮らすようになってからは、心にも時間にも余白が生まれ、朝の時間を愛おしく感じるようになりました。
もしかすると、それが「環境を変えることの副産物」なのかもしれません。
朝活がくれる、前向きな一日のスタート
朝早くから外に出て、自然に触れ、写真を撮る。
それだけで、体も心もシャキッと目覚めて、「今日も一日頑張ろう」という前向きな気持ちが湧いてきます。
たった一つの行動が、その日一日のエネルギー源になる。
朝活とは、そんな力を持った、静かだけど確かな習慣です。

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