先月の25日にお店をオープンして、ちょうど1ヶ月。
怒涛のように毎日が過ぎていって、気がつけばあっという間にこの日を迎えていました。
会社員時代とはまったく違う日々。
慣れない接客業、覚えることばかりの毎日、そして責任の重さ…。
「やりがい」はもちろん感じていますが、やっぱりどこかで心も体も緊張し続けていたようで、少しずつ疲れが溜まっていたのかもしれません。
リフレッシュが必要だ、と実感
ふと「ちゃんと休もう」と思えたのが今回の連休。
仕事の合間にスマホで行きたい場所を検索しながら、久しぶりに“自分のための時間”を作ることにしました。
何もしない休みもいいけれど、やっぱり私はカメラ片手にどこかを歩きたい。
朝8時、出発
目的地は――雨引観音(あまびきかんのん)。
「紫陽花」で検索すると、必ず名前があがる有名スポット。
どうやら桜川市にある、紫陽花の名所のひとつらしい。
そういえば、つくばに移住してからというもの、観光らしい観光はあまりしていなかったなぁと、ふと思う。
横浜にいたころは、休日にふらっと鎌倉へ出かけては、海や寺社を撮影していたっけ。
あの自由な時間が好きだった。
つくばにはつくばの良さがあるはず。
その魅力を、少しずつでもカメラにおさめていけたらいいなと思いながら、車を走らせました。
雨引観音で感じた静けさと美しさ
到着してすぐ、目に飛び込んできたのは、色とりどりの紫陽花。
境内のいたるところに咲く花たちは、雨上がりの空気をまとうようにしっとりと輝いていて、とても美しかった。
観音様に見守られながら咲くその姿は、どこか神秘的で、心がすーっと静かになるような感覚。
カメラのシャッターを切るたびに、自分の中にたまっていた“何か”が少しずつほぐれていくような気がしました。
「休むこと」も、大切な仕事
今回はただの休みではなく、自分を取り戻すための時間になったような気がします。
カメラを持って歩くこと。
花を眺めること。
自然の音に耳を傾けること。
忙しさの中でつい忘れていた“自分らしさ”を思い出させてくれた、そんなひとときでした。
また、明日から頑張るために、
時々こういう時間を持つことの大切さを、改めて実感した一日。