スケッチ 〜久しぶりに描いてみた〜

こんにちは。
ふと思い立って、久しぶりにスケッチをしてみました。

もともと絵を描くことが好きで、小さい頃から気づけばペンや鉛筆を手に取って、何かしら描いていた記憶があります。最近は忙しさにかまけて、

なかなかゆっくり絵を描く時間を持てていませんでしたが、

久しぶりに白いスペースを前にしたとき、不思議と心が落ち着く感覚がありました。

描いている時間は、私だけの世界

絵を描いていると、自然と夢中になってしまいます。
周りの音も、時間の流れも、すっと遠くに消えていくような感覚。
目の前の線や陰影に集中しているうちに、気づけば何時間も経っていた…なんてこともしばしばです。

実は、写真を撮っているときも似たような感覚になります。
何かを「表現する」という行為そのものに、私の心は引き込まれるのかもしれません。

見ること、観察すること、そしてそれを自分なりの形で「写し取る」こと。

それがとても心地いいのです。

「皆さんが見るお店」って、どんな感じ?

今回はちょっとしたテーマを決めて描いてみました。
それは、「皆さんが見ているお店って、どんな風に感じているのかな?」という問い。

お店の外観
そういった日常の中の一場面を、自分の視点で切り取って描いてみたんです。

実際の写真ではなく、イメージをふくらませながらのスケッチ。
ちょっとした妄想も混じりつつ、「こんな風に見えているのかな」と思いながら、線を重ねていきました。

趣味とは言えないけれど

「趣味です!」と胸を張って言えるほどではないかもしれません。
道具も揃っていないし、頻繁に描いているわけでもない。
でも、ふとしたときに「描きたいな」と思うことがある。
その気持ちは、たしかにずっと心の中にあります。

描きたいものが頭の中にふわっと浮かんできて、それを白いスペースの上に落とし込む瞬間。
上手く描けるときもあれば、まったく納得できないときもあるけれど、それでも描くという行為そのものが、やっぱり楽しいんですよね。

最後に

たまに、こうして手を動かして何かを作るのって、やっぱりいいなと思いました。
日常の中にある小さな創作時間。これからも気負わず、自分のペースで楽しんでいきたいです。

オリジナルマット、ついに完成!

こんにちは。

今日はちょっとしたご報告を。

お店の入り口に敷くマット、実はオープン当初からずっと悩んでいたアイテムのひとつでした。
機能性重視のよくある既製品でもいいのかもしれないけど、どうしてもしっくりこなくて…。
「このお店に本当に合うものってなんだろう?」
そんなことを、日々考えながら過ごしていました。

ただの“入口マット”といえど、お店の第一印象を左右する大切な要素。
せっかくなら、自分たちらしさを感じてもらえるものにしたい――そんな想いがずっと心の片隅にありました。

そんなある日、ふとしたきっかけで「オリジナルマットが作れるサービス」の存在を知ることに。
「え?自分でデザインできるの?」
気づけば、その場でデザイン案を考え始めていました(笑)

もちろん自作のロゴを。
シンプルだけど、思い入れのあるデザインです。
色やサイズ、素材まで細かく指定して、ようやく先日発注。

そして本日、ついにそのオリジナルマットが完成しました!

実物を手に取った瞬間、なんだかじーんとするものが。
やっぱりオリジナルで作ったものには、特別な想いがこもっていますね。

しかも今日は、お店のオープンからちょうど二ヶ月。
新しいアイテムも加わり、ようやく“お店らしさ”が形になってきたように感じます。

お客様にとって心地よい空間であり続けるために、まだまだやりたいことはたくさん。
でも、こうやって少しずつでも理想に近づいていく感覚は、やっぱり嬉しいものです。

これからも、丁寧に、ひとつずつ。

お近くにお越しの際は、ぜひこのオリジナルマットもチェックしてみてくださいね。

朝活という小さな贅沢

夏本番を迎え、日中の暑さが日に日に厳しさを増してきました。

こうなると、自然と意識が向くのが「朝の時間」。
まだ空気がひんやりと澄んでいて、蝉の声すらも遠慮がちに聞こえる早朝は、まさに一日の中で最も静かで貴重なひとときです。

そんな時間を有効に使えると、

それだけで「今日はなんだか得をしたな」と思えるものです。
まるで、自分だけが一歩先を歩いているような、特別な感覚。
朝活とは、そんな心の充足感を与えてくれる、小さな贅沢なのかもしれません。

「暑い」は当たり前。だからこそ楽しむ工夫を

夏に暑さはつきもの。
それを嘆いていても仕方がありません。問題は、「どう楽しむか?」。
涼しい時間帯を見つけて外に出たり、気分が前向きになるような習慣を取り入れたり——。

そんな中で私が見つけたのが、「朝活写真」です。

写真を撮る時間が、心を整えてくれる

今では、日の出前に起きてカメラを持ち、自然の中へ出かけるのが楽しみになりつつあります。
朝焼けに染まる空、静かな森、まだ動き出していない街並み。
そういった景色をファインダー越しに眺める時間が、私にとって最高の癒しであり、一日の始まりにふさわしいリセットの瞬間です。

写真を撮ることで、季節の移ろいや自然の変化に敏感になりました。
何気ない朝の景色も、レンズを通すと特別なものに見えてくるのが不思議です。

昔はできなかった「朝活」

会社勤めをしていた頃は、正直、朝活なんてまったく意識していませんでした。
朝は「仕方なく起きるもの」で、心に余裕もなく、生活リズムも乱れがち。
夜遅くまで働いては、疲れを引きずるように朝を迎える——そんな毎日の繰り返しでした。

でも今は違います。
都会を離れ、自然の近くで暮らすようになってからは、心にも時間にも余白が生まれ、朝の時間を愛おしく感じるようになりました。
もしかすると、それが「環境を変えることの副産物」なのかもしれません。

朝活がくれる、前向きな一日のスタート

朝早くから外に出て、自然に触れ、写真を撮る。
それだけで、体も心もシャキッと目覚めて、「今日も一日頑張ろう」という前向きな気持ちが湧いてきます。

たった一つの行動が、その日一日のエネルギー源になる。
朝活とは、そんな力を持った、静かだけど確かな習慣です。

アイスカフェオレのお話

〜じめじめした季節に、心をほどく一杯を〜

最近、なんだか気分が晴れない日が続いています。
生ぬるい風、曇りがちの空。傘を持つほどでもないけれど、空気はずっと湿っている。
この季節が、正直一番苦手かもしれません。

気分がモヤモヤしていると、自然と「何か気持ちを変えられるものが欲しい」と思ってしまいます。

そんな時、私にとっての頼れる相棒は、やっぱり“美味しいドリンク”なんです。

今回は、その中でも特にこだわって試作を重ねた アイスカフェオレ のお話を少し。

●ミルクの力を引き出すには?

アイスカフェオレを作るうえで、まず試したのはベースとなるミルクの扱い方。
ミルクを注ぐだけでも美味しいのですが、「もうひと工夫で何か変わるはず」と思い、いろいろと実験をしてみました。

たどり着いたのは、スキーマーでほんの少し空気を含ませる方法
口当たりが“ふわっ”と感じられるくらいに。これだけで、ミルクの甘みやコクがグンと引き立つんです。
ひと口飲んだ時の「まろやかさ」が、なんとも言えず心地いい。

●ミルクに負けない、個性的な豆を探して

そして、もう一つの主役である“珈琲豆”。
これが本当に悩みどころでした。
ミルクと混ざると、どうしても個性が薄れてしまう豆も多く、「あれ、なんか普通だな……」と感じることもしばしば。

何種類も試して、やっと見つけたのが「ママミナ」という豆。

この豆、最初の一口から「おっ」と感じる力強さがあるのに、後味がとてもクリアでスッキリ。
ミルクと混ぜてもコクが消えず、むしろ引き立て合って、まさに理想のバランス。
ホットでももちろん美味しいのですが、アイスにするとキリッとした苦味とクリーミーさが絶妙に重なって、ちょっと感動すら覚える味わいになります。

●心のもやを、やさしくほどく一杯を

じめじめしたこの季節。
気持ちまで曇ってしまいそうな日には、冷たくて、やさしくて、でもしっかりした味のカフェオレが、ちょっとした救いになります。

どんなに忙しい日でも、一杯のコーヒーが心に余白をくれることがあります。


ぜひ、珈琲屋が本気で作るアイスカフェオレを一度お試しください。

少しだけ気分が変わるかもしれませんよ。

目の保養 〜蓮池へ向かう、静かな朝〜

最近の天気はどこか気まぐれで、夏らしい暑さかと思えば、急に涼しくなったりと落ち着かない。空模様も気分も、どことなく「パッとしない」日々が続いている。

そんな時に限って、なぜか無性にカメラを持って出かけたくなる衝動に駆られる。

特に、被写体を探す楽しみは尽きない。季節ごとの花、風景、野鳥。

ふとした瞬間に「これは撮っておきたい」と思える場面が、どこかに隠れている気がして、ネットでこの時期に撮れるスポットや見どころを検索するのが日課のようになっている。

そんなある日のこと。何気なく窓の外を眺めていると、雀が軒先にちょこんと留まり、こちらをじっと見つめていた。

その一瞬、「これは撮れるかも」と思い、慌てて望遠レンズを取り出してカメラに装着。そっと構えて、静かにシャッターを切る。

やっぱり、自分は写真を撮ることが好きなのだ。撮れ高に関係なく、こういう「瞬間」を探し出す行為そのものが、何より楽しい。

しばらくして、気になる情報を見つけた。筑波山の麓に、蓮が見事に咲き誇る池があるらしい。蓮といえば朝が勝負。

思い立ったらすぐ行動。

次の休みに、早朝からその池を目指すことに決めた。

そして迎えた休日の朝。

珈琲屋の特典で、いくつかの種類の豆からその日の気分に合う豆でドリップ。

保温ポットに詰め込み、これで準備は万端。

まだ陽も高くない6時過ぎに出発。

道中は涼やかな風が吹き抜け、車窓から見える田園風景が心地よい。

目的地に着くと、池の周囲には誰の姿もない。静寂の中、蓮の花が凛と咲いている。

花びらが、まるで光を纏ったように輝いている。その美しさに、しばらくはカメラを構えるのも忘れて見惚れてしまった。

ゆっくりとレンズを変えながら、蓮の花一つ一つに向き合う。

背景の山、静かな水面、そして時折聞こえる鳥のさえずり。何もかもが心を整えてくれるようだった。

人混みのない場所で、自分だけの時間に浸る贅沢。

こうして一日の始まりを迎えることができるのは、平日休みならではのご褒美だ。

帰り道、ポットに残った珈琲を飲みながら、また次はどこへ行こうかと考える。

カメラを持つことで、世界が少し違って見える。

季節の揺らぎの中にも、確かな「美」がある。それを追いかけて、またシャッターを切る旅が始まる。

新しい中煎り豆「ママミナ」登場

Screenshot

クセ者だけど、ポテンシャルは無限大。

こんにちは。
今日は、新しく取り扱いを始めた中煎り豆「ママミナ」について、少しじっくりとご紹介させていただきます。

この豆、実はかなりのクセ者です。
個性が強く、最初に焙煎したときは「これは手強いな」と感じました。思い通りに仕上がらず、納得のいく焙煎に持っていくまでに、何度も試行錯誤を重ねました。

ようやく「これならうちの商品として出せる」と思える仕上がりになり、満を持して販売をスタートしました。

ホットドリップではクセが活きる。でも、余韻が良い。

ホットドリップで淹れると、この豆の持つちょっとしたクセが顔を出します。
でも、そのクセこそがこの豆の魅力。飲み進めるほどに、深く奥行きのある味わいが広がり、余韻の心地よさがじんわりと残ります。

クセがある分、好き嫌いは分かれるかもしれません。ですが、この一癖ある香味がハマると、やみつきになるタイプの豆です。

個人的には、カフェオレで本領発揮。

私自身が特におすすめしたいのは、この豆をカフェオレにして飲むこと。
ミルクと合わせたときに、豆の持つ豊かなコクと深みがぐっと引き立ち、バランスがとても良くなるんです。

まろやかでありながら、どこか芯の通った味わい。
ミルクに負けない力強さを持ちながら、後味はすっきり。
「クセがある豆=カフェオレに合う」ことを、まさに体現してくれる一本です。

特にこれからの暑い季節のアイスカフェオレに最高!!

今後、うちの中煎りを支配するかもしれない存在

「ママミナ」は、現時点でもかなりの完成度を感じていますが、今後さらに焙煎を調整しながら進化の余地がある豆だとも思っています。

これからのうちの中煎りラインナップの中でも、主力の一本として活躍してくれる予感がしています。

ぜひ一度、お試しください。
ドリップ派の方にも、カフェオレ派の方にも、それぞれ違った楽しみ方ができるはずです。