モノクローム撮影で見える、日常の新しい表情

〜連休初日、店内で楽しむ小さなカメラ旅〜

こんにちは。
昨日から連休が始まりましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

ここ、つくばでは朝から小雨が降ったり止んだりと、なんとも落ち着かないお天気。

青空の下でお出かけ!という気分にはなかなかなれない、そんな一日々です。

さて、連休とはいえ、私はお店を営業しているため、遠出はおあずけ。

でも、それならそれで「この空間で楽しめること」を見つけようと考えてみました。

今日のマイルール:「モノクローム × 無機物」

ふと思いついたのが、愛用のカメラを片手に、店内の“無機物”をモノクロで撮影してみること。
色のない世界の中で、いつもの空間がどんな風に見えるのか——それを確かめてみたくなったのです。

撮影に入る前に、自分なりにルールを決めました。

  • 撮影対象は「無機物」
  • カラーモードは「モノクローム」
  • お客様のいない時間帯を使って、静かに撮影

いざファインダーをのぞいてみると、これが想像以上に面白い体験でした。

色を失うことで、見えてくるもの

普段、何気なく見ている什器や棚、コーヒー器具や照明。
それらがモノクロになるだけで、まるで別の存在のように映るのです。
光と影のコントラスト、質感の違い、造形の美しさ——色があるときには意識しなかった“本来の表情”が際立ってきます。

特に、金属やガラス、陶器などの素材は、モノクロとの相性が抜群。
マットな表面や、ツヤのある反射が、光の加減で刻々と変化し、見ていて飽きません。

撮ることで「見えてくる」日常

今回、撮影しながら改めて感じたのは、「写真を撮ること」は「見ること」なんだということ。
毎日過ごしているこの場所も、視点を少し変えるだけで新鮮に映り、
小さな発見があるだけで、なんだか心が豊かになる気がしました。

たとえ遠くに出かけられなくても、
カメラがあれば、どこだって“旅”になる。
そんなふうに感じた、静かな連休初日でした。

さいごに

この連休中、もしおうち時間が長くなりそうな方がいれば、
ぜひ「モノクローム撮影」にチャレンジしてみてください。
スマホでも、モノクロフィルターを使えば十分楽しめますよ。

色のない世界にこそ、豊かな表情がある。
それを感じられるだけでも、素敵な時間になると思います。

それでは、また。